ディープな函館観光は続きます。

旅とはなにか、

自分の中にあるものを、発見すること、

自分の感覚を再評価、新しい面からの価値を認めることです。

 

冬雪景色の中でも、輝いた夏の日を想像できることです。

 

 

函館山は非常に古い独立した島が沿岸流によって運ばれた砂によって

くっついたという地形です。

 

では、函館山からの景色で一番感慨深いのはどこからの風景でしょうか、

 

山頂展望台からの、函館山からの夜景は超有名ですね。

ここも、もちろん素晴らしいです。

あと、有名な坂、

八幡坂からの港も素晴らしい景色です。

 

では、ツーリストではなく、旅人(タビビト)は、どこから港を眺めるのがいいのでしょう。

 

左側は湾になっていて、波がありません。

たくさんの岸壁があります。

 

青函トンネルができる前はJR函館駅から直結して

連絡船が出ていました。

連絡船には、おなかに貨車を積むことができる船です。

 

船は、多くの人をただ運ぶだけでなく

旅情も運びます。

 

岸壁には、出会いと別れのそのかけらが

落ちているのです。

 

それを、拾い集めて、自分なりに考えるのが

タビビトの正しい姿です。

 

さて、正解は、外人墓地から眺める外国船でした。

 

その外人墓地から眺める港は実に味わい深いものがあります。

 

遠く、異国で亡くなった人たちの墓は、港をむいており、

出船、入船をズーっと静かに、永遠に眺め続けるのです。

 

キリスト教墓地とロシア人墓地があります。

 

そこから、海を見ると、遠くの外国船が汽笛を鳴らして通り過ぎるのを

見ましょう。

永遠の別れ、別離その悲しさと、そして、時間の流れを感じましょう。

やるせない感覚がよみがえります。

 

どんな、人々が眠っているのでしょう。

バラが植えられているお墓がありました。

そこに眠る外人さんは、きっとすごく愛されていたのでしょうね。

 

港町ならではの海の見方です。

 

ココで、食べ物の話です。

全国駅弁大会で有名ないかめしです。

まるまるとおなかにお米入れて炊かれたいかめし。

イカの強い風味がコメに移って

味わい深いです。

 

イカ徳利よりおいしいです。

 

 

 

 

 

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