
ガイドブックにはない、函館観光です。
旅の思い出、
旅行より旅をしたいと思う方は余裕をもってきた方が楽しめますね。
おすすめは、歩いて函館山を上ることです。
昼に徒歩で上って、帰りに夜景を見て、レストランでフレンチをたべて
ロープウエイで戻ってくる。
というのが、面白いかもしれません。
函館山は、300mぐらいの小山、簡単に登れます。
ココは、元は独立した島だったところです。
植生も面白いんです。
戦時中はこの山の地図は消されました。
要塞があったからです。
津軽海峡に向けて大砲が並んでいたのです。
一般の人は立ち入り禁止、
軍人だけが入れました。
しかし、聞いたところによると、
ココにあった大砲は実は木製
遠くから見たら大砲ですが、
玉のでない大砲だったそうです。
しかし、要塞は非常に丈夫に作られているので
今でも残っています。
ココに木はなく大きな芝生になっています。
遠く海を見渡すことができます。
ブラタモリでタモリさんも訪れました。
津軽海峡は国際海峡、
今でも外国の軍艦だって通れます。
潜水艦銀座であるとも言われます。
あの、第二次世界大戦で、ここに召集され
戦えない大砲を守っていた兵隊さんたちはどんな思いで
この海を見ていたのでしょう。
そこを考えながら海を眺めることは、意義のあることです。
ロシア、アメリカ、中国、日本の潜水艦が海の下にいます。
人間っていったいどうしたいでしょう。
いま、ロシアとウクライナの戦争を見てそう思います。
ランチは五島軒で食べるのもいいですね。
港町は洋食の発祥地、
外国の文化を取り入れながら、自分たちの好みにしてきました。
五島軒は老舗ですが、高級レストランではありません。
懐かしい洋食屋さんなのです。
値段もリーズナブルです。
私がいつも食べていたのは、クリームコロッケとエビフライ
のフライ定食でした。
しみじみとしみこむ普通の味。
派手過ぎず、満足感のある洋食です。
着飾った料理は、始めは良いのですが飽きてきます。
心に残るものは後から来ます。
実質のある人生を送りたいですね。
最後におまけは、電車の線路を切り替える操作を
する塔です。
昔は、人が主導でポイントを切り替えていたのです。
この、かたいキュートですね。