地形好きの人必見、
大友堀あと。
札幌駅前から徒歩圏内に
札幌には珍しい道があるのです。
地形好きの人には、ぜひ行ってもらいたい道です。
まず大友堀について説明します。
幕府の役人だった大友亀太郎は二宮尊徳の門下生で非常に勤勉。
慶応2年、箱舘奉行から道路と橋の建設、舟運と用排水を目的に水路を掘削した。
「百万両の大工事」といわれました。
この人工の水路はやがて
創成川となり今では、石狩街道を北上茨戸川と連絡しています。
創成川沿いにはポプラが植えられ、ポプラ並木が有名です。
人口の川なのでまっすぐです。
この巨大なポプラ並木は、北大のポプラ並木よりダイナミックです。
春の花粉が飛ぶ時期になると、白い綿毛がそこら中覆います。
ぜひ見に来てください。
川の土手を歩いて、散歩しましょう。
実に快適です。
JR太平駅より徒歩3分、北側です。
さて、本題は大友堀、
大友堀の東に分岐した部分はいまは、埋め立てられて道路になっています。
札幌市は、碁盤の目の道路ですが、
この大友堀を埋め立てて道路にしたので、斜めの道路になりました。
そして、狭い、
ここを歩いてみましょう。
札幌中央郵便局が目印です
この郵便局の郵便局番号は90001番
ちなみ郵便番号一番は
札幌市北区の〒001-0000番です。
江戸時代の水路の上を歩いてみる、
北海道開拓をしのぶ旅のデイープなトリップになるでしょう。
何もない原野を毎日毎日掘り続けた人々の苦労を思い浮かべましょう。
この水路沿いは、古くからの家もたまにありますが、
まったく現代のちょっときたない街並みになっているところが渋いです。
昭和です。
なぜか少し懐かしく、少しヤバい。
大きな木もあります。
大きな柳もあります。
お寺の木は立派です。
ここはビューポイントです。
それから、なぜかこんなところで
日活ロマンポルノ系の映画をやってる
映画館があります。
必見です。
終点地に大友公園なるものがあります。
しかし、ロケーションがよろしくなく、
なにか怖いです。
誰かが出てきて、因縁をつけられそうです。
勇気のある人、ケンカに自信のある人は
行って見てください。